Maggot baits開発中です
2015年9月28日
ディレクションを担当して3回目の台本出し作業中です。
前半部分を何とか出し終わりました。
台本出し作業はシナリオの進捗度やその他の作業との兼ね合いで
とても恐ろしく気の重い作業です。
でも台本を印刷して仕分けし、付箋を貼り、
資料と一緒に袋に詰める作業自体は楽しくて好きです。
否が応にも区切りがつき、肩の荷が一つ下りる瞬間でもあります。
本作は地の文が多めの文体で書かれているため、
セリフ数は従来よりも少な目です。
台本もたぶんいつもより薄いと思います。
全体のボリュームとしては従来通りで作っています。
1ページ当たりの文章量が多くて紙面が黒いです。
その他針山部長から頂いた質問にさっとお答えしたいと思います。
Q:なぜうんこがないのですか?
A:魔女達は基本うんこしないからです。
エロシーンを決めるときに昏式さんから「入れますか?(書きますよ)」と言われましたが、話し合いの結果「今回は入れないでおこうか」となりました。
Q:エロシーンの割合はどのくらいですか?
A:シナリオ容量的にはフラテルニテと同じくらいです。
euphoriaの時はすべてのシナリオと構成を浅生さんにお任せしたので最終的な割合は把握していないのですが、フラテルニテとMaggot baitsは「エロ1:通常シーン1」の割合で作っています。
担当ライターさんもエロと通常で分けて書いていただいています。
今回は企画協力・プロット・通常シーンが昏式さん、エロシーンが栗栖さん、ですね。
エロシーンはシチュエーションは昏式さん、はましまさん、阿久津で相談して決め、プロットは阿久津が書いています。現在BGV入れなどの仕上げ作業を深生是人さんにお手伝いいただいています。
Q:ヒロインごとの割合は?
A:キャロルが一番多いです。通常のメインヒロイン分くらいのシーン数があります。
次いでグロリアとウィルマが多めです。その他のヒロインはクロックアップ作品のサブヒロイン級です。ただしサンディとイザベルは攻め役に回ることがあるため、登場回数はやや多めです。
Q:バトルものなんですか?
A:ちょっと違いますね。「20年くらい前の伝奇ノベル」が雰囲気に近いと思います。
青年主人公で、エロスを含むハードボイルドな暴力の世界を描きつつ超自然的な要素も入ってくる、という。
ラノベの前身というか、角川書店や祥伝社、光文社あたりから出ていた新書版ノベルスの雰囲気だとシナリオを読んでいて感じます。
おじさん(おばさん)には懐かしく、若い人には新鮮……だといいな、と思って作っています。
私も学生時代愛読していました。
軽く書くつもりが結構書いてしまいました。
こんな感じで作っています。
「おしえてマゴットくん」のページでも紹介していくのでよろしくお願いします。
OPムービーは10月半ばくらい、体験版は10月下旬くらいに出せたらいいな、
という進捗です。
発売は11月27日です。
Maggot baits、よろしくお願いします。